T.T
先日、とあるラーメン屋さんがネット上で炎上していました。知っている方もいると思いますが、事の経緯はtwitte上でとある客がラーメン屋の店名はイニシャル表記にした上で、「まずい」「もう行かない」と批判したところ、その店の店主がそれに対して反論というか暴言を吐いて応戦したのです。
その系列店、その系統のラーメン屋には独特の注文の仕方があるのですが、発端となった客がその注文の仕方をしていなかったことから「クソ素人」呼ばわりし、こういう輩が来ない店にしたい、などと発言したのです。
まずいと言われて腹を立てるのもわかりますが、今の時代にネット上でこんな発言をしたらどうなるかぐらいわかりそうなものです。案の定大炎上した挙句、系列店の本部から屋号をはく奪されてしまったようです。
ネット上での発言もそうですが、普段から接客態度もよろしくなかった上に、店のルールの張り紙や、来店を歓迎する方・しない方についての張り紙などもあり、その内容も冗談なのか本気なのかわからないようなかなりクセの強い店だったようです。
味については人それぞれ好みがありますが、接客態度の悪い店を好む人はいないでしょうし、店側が客を選ぶような態度でいたらさらに居心地は最悪で、どんなに美味しくても私は行きたくありません。
店が客を選ぶというと、「一見さんお断り」のお店もありますが、これは京都花街のお店、いわゆる芸子さんとお座敷遊びができるお店で、つけ払いのシステムを採用しているのだそうです。
帰りのタクシー代などもお店が立て替えて後から精算するシステムなので、素性のわからない一見客がだめなのも当然です。で、何故つけ払いを採っているのかといえば、お金のことは忘れて楽しんでもらうためだそうです。つまり居心地重視の結果で、件のお店とは全然違います。
さっきも言いましたが、飲食店では味も大事ですがそれ以上に居心地の良さのほうが大事だと思います。不快な思いをしていたら味など感じないので。業種は違えど我々もサービス業、気をつけていきたいと思います!