とあるシンポジウムにて

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S.N

 先日、お客様主催の子どもの教育についてのシンポジウムに参加させていただく機会がありました。
登壇された方、皆さんとても興味深い話をしてくださいました。そのうちのお一人に茂木健一郎さんがいらっしゃって、初めて生でお話を聞くことができました。
舞台に出てこられて一言目、「空席以外満席ですね!」と笑いをとられてから最後まで、聞き手を退屈させることもなく、ずっと興味深い話をわかり易く話されており、さすがだなと思いました。

 お話の中で一番印象に残っているのは「世界のトップのトップは本当にめちゃくちゃいい人!」とおっしゃっていたことです。茂木さんの言うトップのトップとは、チャットGPTを開発しているような方のことです。
私はこれ以上の新しい技術というのは正直いらないと思っていて、あまりそういうことに良い印象を持っていなかったので、「めちゃくちゃいい人」と聞いて少し意外でしたし、嬉しかったです。

 日本では頭がいいとかすごいとか思われる人は、いい大学を卒業した人だったり、お金がある人だったり、人を論破できる人だったり、そういうことで判断されがちだけれど、世界はそういう基準ではなくなってきている、日本も早くそうなって欲しいとおっしゃっていました。
本当のすごい人、いい人とは、その人に会った後には自分の肯定感が上がるような人だと、会った後に「私ってぜんぜんだめだ」というような気持ちにさせる人ではなく、「私はこれでいいんだ」と思わせてくれる人だということもおっしゃっていました。

 もう一つ、いいなと思ったことは「幸せはいつでもここにある」とおっしゃっていたことです。なんだか少しスピリチュアルな感じの表現を脳科学の先生がおっしゃることがとても面白いなと思いました。
よく、子どもむけの童話で、苦労した後に王子様が来て幸せになる、というようなストーリーがありますが、幸せは苦労のご褒美ではないですよ、いつでも自分の中にあるんですよ、と話されていました。脳科学から見てもそれは事実だそうです。

 たまたま誘っていただいて参加したシンポジウムでしたが、私にとって大事なことが聞けた気がしました。
誘っていただいた先輩と上司に感謝です!

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