この週末は新国立競技場で開催されたハーフマラソンに参加してきました。11月に開催されるつくばマラソンの練習にちょうどいいと思っての参戦です。
つくばマラソンの参加種目はもちろんフルマラソン。昨年のつくばはコロナの影響もあり3年ぶりの開催でしたが、私自身は直前の練習で股関節を痛めて不参加となりました。
社員の多くが参加したのに、私は怪我とはいえ、まるで敵前逃亡したような気持ちになたものです。悔しかったので数ヶ月後の板橋Cityマラソンには単独で参戦しました。
私は目標がないと練習をする気にはなれません。全国的にマラソン大会が開催されなかった3年間ほぼ走ることはなく、その間に年齢は60歳を迎え体力は相当衰えてしまいました。
50歳台では普通にサブ4(4時間切りランナー)で走っていたのですが、今はかなり厳しい状況です。それでも気持ちだけは“ただのオヤジになるものか”の思いで、年齢に抗っています。
新国立競技場のハーフマラソンはトラックとスタンド下通路を利用して1周約1.4キロを15周走る周回コースでした。いつもはGPS付きのランニング用時計を身に付けて走っているのですが、今回は構築物内だったのでGPSが反応しませんでした。
どういうことになるかというと、走行距離もラップタイムも表示されないのでペースがつかめません。一番困ったことは、自分が何周走ったのかが分からなくなってしまうのです。多くのランナーが周回数を間違えていました。
文明の機器に囲まれて生活していると、その機能を失ったとき人は右往左往してしまうものです。スマホを忘れて出かけた時にも似た感覚になります。時には一日スマホとPCに触らない日があってもいいかもしれませんね。