微妙な年齢

LINEで送る

Y.A

 先日、高校1年生の息子がインフルエンザに感染しました。
初期症状は39度の高熱だったのですが、まずどの病院に行けばよいのか悩みました。高熱の16歳(但し2週間前まで15歳)男子は、内科に連れていくべきか?それとも小児科に連れていくべきか?

 ご存じない方も多いようですが、小児科は子供が未成年の間はずっと受診できるのだそうです。成人年齢が引き下げられた現時点では、18歳未満であれば小児科で受診可能ということです。

 実際に小学6年生~26歳の間に接種することが推奨されている子宮頸がんワクチンは、小児科でも婦人科でも接種可能ですが、市から指定されている病院は多くが小児科です。

 これは定期接種の年齢が小学6年生~高校1年生相当であることも大きな要因かと思います。我が家の娘も15~17歳の時、小児科で子宮頸がんワクチンを接種しました。

 では今回、息子はどちらを受診すべきか?
迷いましたが内科に連れて行きました。
身長183cm&体重75kgの息子を小児科に連れていく絵面がシュールすぎて内心失笑してしまったからです。
「母さーん、頭いてぇ・・・」となんとも頼りなさげな表情で訴えてきたとしても、私よりも20cmも背が高い大男なのです。こんな大きな男子が待合室でムッツリと具合悪そうにしていたら、他のママさんやお子さんたちが落ち着かないでしょう。
内科に連れていき、検査の結果インフルエンザ陽性と判定され、5日間の学校出席停止となりました。

 検査結果とともにタミフルが処方されました。中学生くらいまでのお子さんの場合、タミフルによる異常行動の懸念を説明され、親が経過を観察しておくようにと言われるそうですが、今回私たちはなにも言われませんでした。高校生は親の経過観察不要ということですね。やはり小児科ではなく、内科で正解だったということでしょうか。

 税理士事務所では年末調整の真っただ中ですが、年末調整の時に毎年記入する書類に扶養控除等異動申告書があります。この書類上でも子供の年齢が16歳以上か未満かで記入欄が変わり、それに伴い扶養の範囲が変わってきます。私も中高生のお子さんがいらっしゃる社長や社員さんの扶養控除等異動申告書を確認する際には扶養の範囲が合っているかを注意深くみるようにしています。

 15~18歳っていろんな方面で微妙な年齢だと改めて思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメント


上の計算式の答えを入力してください

お名前 *

ウェブサイトURL

CAPTCHA