N.A
大石会計では、全従業員対象のNLPを基とした大江亞紀香先生のコミュニケーション研修がありました。とても有意義な研修で、毎回受講できることが楽しみでした。
その中で一番印象に残ったのは、「アイメッセージ(I message)」というコミュニケーション手法でした。
アサーティブコミュニケーションの一種で、「I=私は(が)」を主語にして相手に自分の意思や要望を伝えるテクニックです。
「自分も相手も大切にする」が大前提。人間関係を良好に保ちながら、伝えやすくする手法だと習いました。元々は、アメリカの臨床心理学者が、子どもへの適切な接し方を親へ指導する際に提唱したものが、現在ではすべての人間関係に応用できるといわれているそうです。
普段、私達の多くは、自分の要望を伝える時はどのようなやり方をしているのでしょうか。人の顔色をうかがって、嫌でもNOと言えないことも多いかもしれないです。
私の例を出せば、「お手伝いをして」「YouTubeばかり観てないで早く寝て」などです。これは「あなた」を主語とする「ユーメッセージ」だそうです。相手には非難や命令と捉えられ、本当の自分の思いが伝わらず、さらには反感をかうこともあるということです。子ども達の反応をみると…本当にその通りだと思いました。
- アイメッセージの例文 -
(私は)心配になるから、そこに行くときは連絡してくれると安心するよ。
(私は)最近、やることがいっぱいで困っているの。○○をしてくれると助かるな。
(私は)正確な処理をしたいので、いつも早く○○してもらえて嬉しいです。
ちなみに、表情だけでもアイメッセージはできるそうです。
自然に使えるまでには訓練が必要だなと感じましたが、まずは家で実践し、他でも活かせるようになれると面白いなと思います。