S.K
寒さがいっそう厳しくなり、街のイルミネーションにもクリスマスのワクワク感に加え、年の瀬の慌ただしさも感じられるようになりました。
我が家では10年近く重宝していた食器洗い乾燥機(食洗機)がついに動かなくなり、先日、業者の方に出張修理していただきました。
動かなくなった原因はポンプの経年劣化だったのですが、他にもずっとファンが動かない状態だったことを教えていただき、ついでにそちらも修理してもらいました。
ファンが動かなくても、食洗機としてきちんと動いていると思っていました。でも、修理後に食洗機を稼働させたところ、これまで騒音をたてて動いて動いていたのがうそのように、すごく静かに稼働してくれるようになり、びっくりしました。そういえば使い始めた時はこんな静音だったな、と思い出しました。
それと同時に、いつのまにか食洗機の音はキッチンの真上にある寝室でも聞こえるくらいの騒音になっていたのですが、すっかりその不便(騒音)を受け入れてしまっていたことに気が付かされました。
「カエルはいきなり熱湯に入れると驚いて逃げ出すが、常温の水に入れて徐々に水温を上げていくと逃げ出すタイミングを失い、最後には死んでしまう」といいますが、緩やかな環境の悪化に慣らされてしまっているというのは、案外身近にあるものですね。
さてまもなく年末、1年のしめくくりです。
みなさま、身の回りを今一度見直し、よりよい新年を迎えてくださいませ。