いつの時代も「最近の若者は…」と言われますが、私は大石会計の若者を見るにつけ、まだまだ捨てたものではないなと思っています。
人生のトータルバランスのために、自ら進んで今のバランスは多少崩しながらも真剣に人生に向き合っている人が多い気がします。
「がんばらない生き方」なんて言う人もいますが、これを額面どおりに受け取ったら世の中はおかしくなってしまいます。少なくとも経営者には向いていません。
普通に考えたら、頑張った人が報われるような世の中がいいですね。機会は公平でも、結果は公平とは限らないのです。もっとも頑張り過ぎて身体やメンタルを壊してはいけませんが。
大石会計のガンバル社員の一部は、今年も8月に実施される税理士試験を受けます。私は今でも30年前の受験時代のことを、昨日のことのように思い出します。
私の税理士受験は、銀行員時代に自分の責任で勝手に始めたものでした。したがって周囲に協力を求めることは出来ません。家では、銀行を辞める決心で勉強に力を入れはじめると父との関係は最悪になったものです。
当時は悔しかったのですが、今になればそんな逆風が本当によかったというのが実感です。反対する人、歓迎しない人がいたから「なにクソ」「負けるものか」と頑張れたものです。
誰かに頼まれたのではなく自分で選んだ道です。悔しい思いもいいかもしれません。周囲の応援は期待せず、自分で環境をつくるしかありません。