生活保護受給世帯が過去最多を更新し、いまや受給者数は200万人を超えでいます。日本国民の60人に1人の割合で生活保護者ですから悩ましい問題です。
一方、大石会計の関与先は業績好調の会社が多く、人手不足の悩みは益々深まっています。いまは新聞報道以上に景気がいいのかもしれません。
所謂二極化現象でしょうか。人材不足の会社と、多くの働けない人がいることになにか矛盾を感じてしまいます。
こんな時にやってしまいがちなのが、無理をして間違った人材を雇ってしまうことです。仕事量が多いから人も増員するのですが、間違った人材を雇うよりは人が足りないままの方がずっとましなのです。
間違った人材を多く雇ってしまうと、ダメな社員がダメな社員を呼び、かつては優秀だった会社が落ちぶれてしまいます。
人材の選別にはこれでもかというくらいに拘り抜いて、妥協せずに自分たちの基準で納得のいく採用をするのがいいのです。
間違った採用をするくらいなら、足りない人材に合わせて、仕事の量をセーブするほうが、結果としては正しい選択なのです。勇気は要りますが、その後の混乱を避けるためには、納得のいかない人材は採用してはならないのです。
そして、どうしても人材が足りないのでしたら、受注量は増やさずに単価を上げることで対応するのも考えてはいかがでしょうか。