みなさまの職場の女性割合はどのくらいでしょうか。もともと男性社員だけで始めた大石会計事務所は、10年前に女子率10％でしたが、ふと気づいて見ると50％になっていました。

「大石会計は女性が働きやすい職場」と女性社員が言っているのを聞くと本当に嬉しくなってしまいます。女性に限らずそう言われるのは経営者としてはとてもいい気分です。

　中小企業では、まだまだ女性が働きやすい職場環境が整えられていません。特に出産と育児は大きなテーマです。

　社員が5人以下の小規模な会社では、理屈では分かっても現実の対応は難しいものです。男性社会だからということではなく、女性社長の会社でも簡単ではないと思います。

　育児休暇から戻ってきたときに会社は再び席を用意できるのか、復帰した女性社員もゼロ歳児を抱えて思い通りの仕事が出来るかどうか。不確定要素が多く、やってみなければ分からないことばかりです。

　子育てしながら働く女性が多い大石会計では、女性社員が“お互い様”の意識で助け合う風土があるから上手く対応できているのだと思います。ありがたいです。

　そこで当事者が一方的にもたれたり、権利を主張するばかりでしたら上手くいきません。女性同士でも「いい加減にして！」となってしまうのではないでしょうか。

　大石会計ではここ2～3ヶ月で産休に入る女性が3人います。どなたも来春4月から復帰予定です。それまでにしっかり仕事を作っておかなくてはいけません。