大石会計事務所の応接室に掲げられた額には「教育勅語」が書かれています。もちろんレプリカですが、大石会計が大切にしているもののひとつです。
変わった活動が多い大石会計ですが、最たるものは、社員に教育勅語の暗唱を義務付けていることです。
昭和20年の敗戦まで、日本のすべての小学生は教育勅語の暗唱を義務付けられていました。いま80歳以上の方でしたら、「朕惟フニ……」と「……御名御璽」の最初と最後のフレーズは覚えてらっしゃる方が多いのではないでしょうか。
教育勅語の、その僅か315文字の中には日本人としての伝統の道徳観が込められています。明治天皇のお言葉を通して発表されていますが、一字一言研究し尽くされ、また宗教色も哲学色も、軍事色も排除して作られているので、海外でも翻訳されて高い評価を得ています。
日本人の精神的支柱となっていた教育勅語は戦後、アメリカを中心とした連合国によって教育の現場から排除されてしまいました。目的は日本人を骨抜きにするためでした。残念なことに、まんまと彼らの思い描いた通りになってしまいました。
ネットで「教育勅語」と検索してみてください。これを悪く書いている人はほぼいません。日教組や朝日新聞など一部のイデオロギー集団が否定しているくらいです。最近では、日本人のアイデンティティを守るためにもいま一度教育の現場にと訴える識者も少なくありません。
私どもが事務所として取り組みを始めて気付いたことは、意外に教育勅語を取り入れている会社が多いことです。園児に暗唱させている幼稚園もあると聞きます。
天皇制に反対とか、戦争を思い出すと言う人は別として、明治神宮に行く機会がありましたら、携行用教育勅語が無償で配布されていますのでいただいてきたらいいと思います。ご年配の方にとってはいいお土産にもなります。
先日、教育勅語の原本が発見されたと新聞で見ました。これがきっかけとなり教育勅語が復活してくれたらいいのですが。