朝礼

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 みなさまの会社ではどんな朝礼が行われているでしょうか。中小零細企業では朝礼なんてやっていないところもたくさんありますし、やっていても業務報告や確認の場となっている場合が大半ではないでしょうか。

 朝礼は全員が揃う場ですから、社内の確認はもちろん大切です。しかし、確認といっても今日やるべきことの確認ではなく、会社の方向性や大切にしていることを確かめあうことのほうが、より大事ではないでしょうか。

 経営者の価値観が会社の文化となるのですから、経営者はいつも自らの考えを語るのがいいのです。その語る場のひとつが朝礼なのです。朝礼だけではなく会議やミーティングも社長の考えを語る場です。社長が語らずに社員に任せておいて、勝手にいい会社になるなんてことはあり得ないので、口を酸っぱく語り続けるのがいいのです。

 大石会計の朝礼は少し変わっています。挨拶訓練や経営理念の唱和はもちろんですが、毎日次のようなことをやっています。一日のスタートであるとともに朝の貴重な時間ですから、目線を高く元気に前向きになれるような朝礼にしたいと考え取り組んでいます。

 ○ハッピー体操・・・これを素直にできる社員が多い会社はいい会社に決まっています
 ○お褒めの言葉・・・社外の方から当社または社員が褒められたことを披露します
 ○ラチェットチェック・・・いい行動を習慣化するために誓った小さな約束事のチェックです
 ○ありがとうスピーチ24・・・24時間以内に「ありがとう」と言った出来事を披露します
 ○ほめほめタイム・・・特定社員のいいところをみんなで徹底的に褒めます
 ○ナンバーワン宣言・・・各人が一番になりたいことを宣言します

 上記は朝礼メニューの一部で、通常は20分、長ければ30分を超えることもありますが、見学に来てくださる方も結構います。みなさまの会社の参考にしていただけることもあると思いますので、社員さんを一度参加させてみてはいかがでしょうか。大歓迎します。