聖路加病院の日野原重明先生が105歳で亡くなられました。100歳を過ぎてなお挑戦し続けた日野原先生を思うと、若い者が出来ない理由や泣き言なんて言っていられません。
かつては成人病と呼ばれていた脳卒中や心臓病を、加齢によるものではなく生活習慣に関わる病気であることに気づき「生活習慣病」と名付けたのが日野原先生でした。日本人の長寿化には少なからず貢献された方です。
若いころからいい生活習慣を身につけていたら健康寿命は延びます。実際に病気になってから、食事や飲酒、喫煙に制限をかけられ習慣を変えるのはあまり楽しいことではありません。
しかし誰だっていい習慣ばかりではありません。自分にとって楽であったり、快感であったりする習慣からなかなか抜け出すことは出来ないのです。
健康はもちろんですが、人生が上手くいく人とそうではない人とでは、DNAや能力以上に習慣によるところが多いのではないでしょうか。
良いご縁が多い人は偶然ではありません。反対に人との縁が切れることも、また偶然ではありません。その人の習慣なのです。
会社を辞めるときも、他人と揉めるときも、恋人と別れるときも、いつも同じパターンの人って多いものです。2年毎に転職している人は、やはり2年経つと辞めてしまいます。これも習慣です。
思いが変われば 態度が変わる
態度が変われば 行動が変わる
行動が変われば 習慣が変わる
習慣が変われば 人格が変わる
人格が変われば 運命が変わる
運命が変われば 人生が変わる
人生を変えようと思ったら、習慣を変えるしかありません。そのためにも態度や言動って大事ですよね。いやはや、反省してしまいます。