あなたの前には2本の分かれ道があります。右の道は険しく、左は平坦な道…誰もがそんな分かれ道で迷ったことがあるはずです。あなたが選ぶのは右の道ですか、それとも左の道ですか。
どっちの道に進んでも得られる果実が同じだとしたら、あえて困難な道を選ぶ人はいません。
迷ってしまうこと、躊躇してしまうということは、そこにかける時間とコスト、リスクの大きさの向こうに、より大きな果実があることを感じているからです。つまり険しいと思える道こそが、自分が本当に行きたい道なのです。
私は58年の人生の中で、平坦な道を選んで人生が好転した試しが一度もありません。当たり前ですよね、穏やかな道は人生に変化などもたらしません。
人は防衛本能のためか普通はあえてリスクの高い道を選択しません。しかしリスクが低い道が安全とは限りません。長い目で見たら、『平坦な道』が『明るい未来』とはならないのです。
私たちを取り巻く今の環境は、過去に自分がやってきたことの紛れもない結果です。困難に挑戦し続けた人と、避け続けた人とではまったく違う環境になっているはずです。困難な道の向こうにこそ希望があるのです。
仏教の教えです…
過去の因を知らんと欲すれば現在の果を見よ。未来の果を知らんと欲すれば現在の因を見よ。