経営計画発表会

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 新年仕事始めの本日、大石会計は毎年恒例の経営計画発表会を行いました。社内で身内だけで行うものですが、新年ということもあり身は引き締まります。

 平成元年に創業した大石会計事務所は、ありがたいことに本年8月に創業から満30年を迎えることになります。

 30年前の8月20日、会計事務所の勤務経験が3年しかない29歳の若者とその妻が木造アパートで税理士事務所を開業しました。当時の若者には失うものは何もありませんでした。自分から攻めない限り手を差しのべてくれる人もいませんでした。「仕事がない=廃業」という至極簡単な話しかそこにはありませんでした。

 運がいいことに、学生時代、銀行員時代、会計事務所勤務時代の仲間や上司、先輩方が、若者の開業を知って想定外の応援をしてくれました。

 そして今、開業当初には想像すらしないほど多くの社員の協力を得て事務所を運営できています。周囲の方に助けられてここまで来させていただいたというのが30年経って還暦を迎えた若者の実感です。

 しかしまだ道は半ばです。富士登山に例えると3合目あたりでしょうか。山頂はまだ見えていませんが、あらためて次の10年を見据えて、まだまだ足りないこと、これまで出来なかったいくつかの課題について真剣に取り組むスタートの年にしたいとと心に誓っています。

 平成最後の年となる本年は、新しい時代への幕開けの年でもあります。もう一度原点に戻って、社員が誇りに思え、長く働き続けたいと思えるような会社創りを目指して真剣に取り組む1年にしたいものです。