善い判断力

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山田

 私の人生を振り返ると、人には話しづらい失敗が少々あります。その原因は物事の判断基準が明確ではなかったことだと思っています。

 先日の論語教室で講師の安岡先生から教えていただいた、渋沢栄一さんの言葉が心に残りました。

 物事を決めるときは、

  • 道義にかなっているか・・・人として正しい行いであるか
  • 社会貢献になるか・・・周りの人のためになるか
  • 自分の利益になるか・・・自分が得するか

これらを考えるべきであると。

 また、最近私が受けたある研修では、こんなことを教えてもらいました。
何かを判断するときには、

A:世の中・周りが得するのか
B:自分だけが得するか

 長い目でみるとAが良くて、ひとつひとつの小さい判断を間違えないように積み重ねていけばいつかは自分に返ってくると。

 私は、自分だけが得する、その場さえ良ければいい、という選択をしがちです。渋沢栄一さんの言葉や研修で学んだ基準を考慮して決定出来れば、いい方向に物事は進むのではないでしょうか。

 うまくいかない場面に直面したりすることは、今でも多々あります。善い判断力を身に付けて、大きな失敗を恐れず、周囲の人を幸せに、そして自分も幸せになれるよう頑張ります。

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