倉又
2020年も残り少なくってきました。
ここまでを振り返ってみると、本当に激動の1年だったように思います。
税理士になってみたいと思い、1月に大石会計に入社しました。40歳過ぎての一大決心でした。
1月の繁忙期に入社して何が何だかわからないうちに2ヶ月、3ヶ月と経過し、これからというときに新型コロナウィルスの流行で世界がガラッと変わりました。
在宅勤務、リモートワーク、密の回避、ソーシャルディスタンス、外出自粛、新しい生活様式など、多くの人にとって未経験の戸惑いばかりの日常だったと思います。
新しい環境に慣れる前に、さらに新しい日常が始まり、私自身ここまで戸惑い続きの10ヶ月でした。
こんなに必死で過ごした1年は初めてだったと思います。
なかなか外出もできず家に居る機会も増えました。いろいろな事を考え、たくさん勉強もしました。大石会計に入社して本を読む習慣もできました。
10月を過ぎて少しずつ今までの努力が実を結んできたように感じられる瞬間も出てきました。
苦しい時間もありましたが、自分自身も世の中も少しずつ好転しているのだと実感ができると、不思議と前向きな気持ちになれます。
「New Normal」という言葉があります。元々はリーマンショック後に出てきた概念とのことですが、「今までの非日常が新しい日常になる」とテレビで知りました。
今までの常識が常識でなくなり、今までの非常識が常識になる。
いろいろな物事が変化する中で自分には何ができるのか、何がしたいのか、哲学のようですが、入社した時の気持ちを忘れずに、ひとつずつできる事を増やして、目標に向かって進んでいきたいです。
世の中の状況は良くなってきています。来年はもっと良くなるはずです。
希望を持って今年を乗り切りましょう。