松山英樹がマスターズを制しました。国民の悲願とは言いませんがゴルフ好きの私には嬉しいニュースでした。
それと同じくらい嬉しかったことは、最終日18番ホールの優勝パット後、キャディの早藤さんがグリーン上で帽子を脱いでした一礼を世界が礼讃したことです。
USAトゥデー紙には「決して忘れられない素晴らしく衝撃的な瞬間だった」と書かれました。
大坂なおみが全米女子オープンで対戦相手にしたお辞儀にも、当時の世界は反応したものでした。
日本人にとっては何気ない行為なので、私たち自身はそれに気が付きません。いつも海外の反応で認識させられるのです。
日本人は挨拶の時、名刺交換の時、握手の時、さようならの時、なんなら電話の向こうの人にも頭を下げるのが普通です。意識することもありません。
サッカーワールドカップにおける日本人サポーターの負け試合後のスタンドのゴミ拾い、大都会で失くした財布が届けられる、大災害直後の略奪がない秩序ある行動……かねてから日本人の国民性は世界から高く評価されてきました。
時に日本人自身が日本人の特性に弱気になることがありますが、私たちは自分たちの文化やアイデンティティにもっと自信を持っていいのではないでしょうか。
台湾出身の金美齢さんは、「ビジネスにおいても日本人ほど誠実な国民はいない」とまで言われます。
日本は東アジアの一部の国から批判されますが、ジャパニーズスタイルは世界の平和に繋がると私は信じたいです。いかがでしょうか。