ネットで『タクシー運転手』と検索すると、きつい、うざい、やめとけ、底辺、暴行、態度・・・あまりいいワードが続きません。これが世の中のイメージなのかもしれません。
かつて地方で乗ったタクシー運転手の態度があまりに怖くて車内から110番して警察を呼んだことがありました。それ以来、地元国立でタクシーを呼ぶときは、運転手の質がいいタクシー会社にしています。
私はタクシーに乗ったら必ずレシートをもらいます。以前車内に忘れ物をしたときレシートがあって助かった経験があるからです。
そのレシートを催促しないとくれない運転手には少しイラっとします。お釣りの端数(数十円です)をチップ代わりに置いてくるのが私のルールですが、レシートを催促した場合はチップなしです。恥ずかしながら小さい人間です。
タクシーに乗ったら面倒くさい客と思われるかもしれませんが運転手に話しかけます。世の中の情報収集のためです。先日都内で乗った運転手さんは運転手の心得を語ってくれました。
街中を流すときは左側車線をゆっくり、信号待ちは左車線最前列狙い、歩道の人の目線やビルから出てきた人の動きに注意、長距離利用客の多いビルはチェック、天気によって場所を変える、渋滞エリアは避ける、一日の乗車回数目標&売上目標と実績との分析(多くても少なくても原因がある)、体調管理・・・。
これで売り上げは3割違うと言います。レベルの高い運転手さんの思考は他のサービス業でも参考になります。
そうそう運転手と言えば、私が多くを学ばせていただいた引っ越し屋さんがあります。大石会計でも2回の引っ越しをお願いした会社ですが並みの引っ越し屋ではありません。期待を超える感動レベルの仕事をしてくれました。名前は『アクティブ感動引越センター』。いい文化を持った会社です。
国立のイメージのいいタクシー会社は『多摩交通』です。個人的になんの関わりもありませんがどちらも応援したくなる会社です。