大石会計の社内懇親会やバーべQなどのイベントは、基本的に社員はお子さん同伴で参加できます。

　もっとも、お酒の席にお子さんを同席させることに抵抗がなければですけれど。働くママたちは小さな子供を放って週末や夜に出かけることは出来ませんから。

　そんなとき、同僚が連れてきた3歳児のお子さんと接する社員たちを見ていると、面白いと思えることがあります。特に男性社員ですが、他人の子供に気に入られようとみんな真剣になるのですね。

　そこには自分中心の考え方はありません。3歳児相手にマウントをとろうなどというバカな大人もいません。相手にとっていい自分でいようと必死に頑張るのですから、こんなに平和なひと時はありません。

　一方、子供は純粋に楽しければ笑うし、つまらなければ無視します。ママの上司だろうと同僚だろうと忖度はありません。

　子供には無視されても頑張るのに、これが大人同士だと相手の反応が少し気に入らないとすぐに関係がおかしくなってしまうのです。成長しない大人たちです。

　そもそも相手はこちらが期待した通りになど反応しないものです。コミュニケーションをぶち壊したかったら、相手の期待と違う反応を返すだけでジ・エンドとなります。人間関係が上手くいかないのはだいたいこのパターンです。

　大人同士の関わりも、小さな子供と接するときのように、相手ファーストだったら多くのトラブルはなくなると思うのですけれど。