S.K
冬が始まると気になるのが寒さや乾燥と一緒にやってくるインフルエンザ。このインフルエンザが、今年は異例のスピードで猛威を振るっていますね。
例年は12月頃から流行することが多いのですが、去年から今年にかけては、春先までの通常の流行のあと、GWから梅雨明けにかけて小さな流行があり、真夏に一旦収まった後、9月から急激に増えるという、例年にない不思議な様相になってます。
また、インフルエンザの流行を示す数値として、定点医療機関当たりの1週間の報告数が「1」を上回ることが目安なのだそうですが、今年は真夏の一番落ち着いた時期でも報告数が「1.01」(8/14-8/20)ですので、去年からの流行が収束することなく今年に続いているとも言えます。
このインフルエンザですが、移りやすい人と移りにくい人がいるそうです。個人の免疫力が関係するらしいので、高い免疫力をもって生まれた方はラッキーですね。
私を含め、普通の人は免疫力を高める努力が必要です。
その努力というのは、バランスの良い食事を食べ、十分な睡眠をとり、適度な運動をすることです。健康的で理想の生活習慣といえます。
私がそのような生活を考える時にいつも想像していることは、日本の昔話に出てくるような人が、日の出頃に起きて、囲炉裏を囲んで食事を食べて、お日様が沈むまで働き、眠るという姿です。
昔から人々が行ってきた普通の生活ですが、この普通の生活こそがとても大切なんだなと感じます。
現代に生きる私たちにとって、このような生活をすることは難しい場合もありますが、基本的な生活習慣を大切にして、この冬を乗り切っていきましょう。