秋吉
マンション住まいの私は朝の出勤時間帯に時々同じ男子高校生とエレベーターで一緒になります。「おはようございます」と声を掛けると機嫌が悪そうに微かな声で「おはようございます」と言ってくれます。わが身を振り返っても中高生ぐらいの時は明るくハキハキと挨拶をするのは恥ずかしくて抵抗がある方だったので気持ちがよくわかります。そういうお年頃と言ってしまえばそれまでですが幼さや未熟さの表れと言ったところでしょうか。
大石会計のクレドの1番目は「挨拶」です。とても大事なので1番目です。
【挨拶】「私たちは、自分から明るく大きな声で元気に挨拶をします。その挨拶が相手の一日をハッピーに変えます。」
10数年前のこと社風改善の一環で社員の出社風景をカメラで撮影したことがありました。その映像に映る自分を見てビックリしたことをよく覚えています。そこに映っているのは「明るい挨拶」からはほど遠いとても機嫌の悪そうな態度で職場に来ている自分の姿でした。一人の社員の不機嫌そうな態度が、自分が思っている以上に職場の空気を悪くしている様子が伝わってきました。既にいい歳でお年頃でもないのに本当に未熟だったと思い出すと恥ずかしくなります。
年齢を重ねた今でも自信を持って良い挨拶ができているとは言えませんが、挨拶が周りに与える影響は強く認識しています。良い挨拶は相手の一日をハッピーに変えるくらいのエネルギーがありますが同時に自分自身のスイッチも入れてくれて自分自身にも良い影響があることも実感しています。
会計事務所は確定申告で最繁忙期です。放っておくと心を亡くすこの時期だからこそより元気な挨拶で一日をスタートさせてこの時期を乗り切ろうと思います。