N.N
先日、出勤前の身支度をしていたときのことです。足の指先に違和感を覚え確認したところ、小指の爪が剝がれかけていました。
どうやら4か月ほど前に参加したマラソン大会の後、内出血していた爪がようやっと生え変わったようです。剥がれた爪の内側はまだ柔らかいものの、新しい爪がしっかりと生えていました。
新しい爪に触りながら爪が剝がれる要因となったマラソン大会に向けた日々を思い返しました。
始めは短い距離もぜーぜー息を切らしながら走っていましたが、次第に5Km、10Kmと長い距離を走れるようになり、更にはタイムを更新するためにフォームや靴、補給方法等も意識し始めるようになりました。
当初は本番で完走する事だけが目標だったものの、練習を重ねる中で段々と距離やタイムを更新していくことやその為の取組等、過程を楽しむようになっていきました。
大会後もたまに気分転換に走るようになり、以前よりも身体を動かすことを前向きに捉えるようになるなど、これまでの体験が新しく生えた爪と同じようにしっかりと自分の血肉になっているのではないかと思います。
マラソンに限った話ではなく、新しいことや困難なことへの挑戦する体験は、自分自身をより良い方向へと形作るものの一部となると改めて思いました。
今の自分が持つスキルよりもレベルが高い業務や新しい趣味であったり、これまで体験した事がない物事へも挑戦していき、自らを形作っていく血肉を得ていきたいです。