初めての選挙

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Y.A

 7/7の七夕に都知事選がありました。現在18歳の娘にとって初めての選挙投票でした。親子3人で近所の公民館に投票に行きました。

 娘は、勝手がわからず緊張した様子でしたが、無事に人の流れにのって投票し、投票所を出た後はほっとした表情をしていました。
何度も投票を経験している中高年からすると、なんとも微笑ましい姿で、真面目に投票した若人達の気持ちを少しでも反映した選挙結果となればよいなと思わずにはいられませんでした。

 シルバー選挙といわれて久しい日本の選挙環境で、若い世代の意向を少しでも政治に反映できるようにと選挙年齢が引き下げられたことは、とても良いことだと思っています。
今の十代~二十代は、親が団塊ジュニア世代、祖父母が団塊世代となる人たちで、負担がどんどん重くなる年金や国債を少ない人数で支えていけと小さい頃から学校で教え込まれてきた世代です。

 少子高齢化以外にも温暖化や資源問題、近隣諸国との軋轢など、自分の将来を明るく思い描ける外的要因が私たちの頃に比べて少ないのは事実です。
そのせいか、自分が若かった頃に比べてよく言えば堅実、悪く言えば悲観的な考え方の人が多いように感じます。

 将来への期待が持ちにくい世代を生んでしまったのは、ツケ(諸問題)を将来に回し続けている私たち親世代、祖父母世代の功罪のようにも思えます。

 せめて私たち親世代、祖父母世代が若い世代の負担にならないように公的資金を使わずに自活して生活し人生を終えていくことが大切です。その一助としてシルバー選挙からの脱却が進んでほしいと切に願います。

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