衝動買い

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K

 先日、ホームセンターの園芸コーナーで斑入りのモンステラに一目ぼれし、購入してしまいました。
「購入してしまいました」という表現は、通常の緑のモンステラの鉢が3000円のところ、斑入りは同じ大きさの鉢で4倍の12,000円、観葉植物に興味が無い人が衝動買いする値段としては、かなり迷う金額だったからです。

 購入してから、斑入りがなぜ高価なのか調べてみたところ、
・自然変異なので出現確率が数千から数万にほんの数パーセントと低く、出たとしても、大きく育つまで斑が確実に出ている個体が少ないこと
・斑入りの遺伝子が不安定性なため、増やすのが難しいこと
・流通量が少ないのに人気があること
などの理由で高額になるのだそうです。

 ところで、衝動買いをしそうになったとき、本当にそれを買うべきか否か?を判断するためのテスト方法として「ストレンジャーテスト」というものがあることを知ったのでご紹介します。

何かを買おうかどうか迷っているときに「見知らぬ人からその金額でその商品を譲って欲しいと言われたらどうするか?」を自分に問いかけ、そこで商品を手放せないと考えるのなら購入、現金のほうが魅力的なら購入を諦めるというものです。

たとえば、5万円のコートの購入を迷っている場合、「もし見知らぬ人からこのコートを5万円で売ってくれと言われたら、断るか、売るか」と考えます。断ると思ったなら買った方がよいでしょうし、売ろうと思ったなら購入を見合わせた方が安全という具合です。

 今回、斑入りのモンステラを見つけた時点の私がストレンジャーテストをしていたらどうしていたか考えた結果、「諦める」でした。
ですが、流通量が少なく、欲しいと思っても手に入らないという認識ができた今では「買い」です。

 購入以降にいくつかの園芸店で斑入りのモンステラを探しましたが、取り扱いがないとか、売れてしまったなどで見かけません。
毎日、綺麗だなぁと眺めるたびに、衝動買いして良かったと思います。

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