H.S

　東海道新幹線が先月開業60周年を迎えました。人間で言えば還暦にあたります。年齢的には自分とほぼ同じで、子供の頃から憧れの乗り物でした。また毎年数えるほどの乗車回数ではありますが、その乗車の記憶はその当時のライフステージを思い出させてくれます。そんな付き合いの長い東海道新幹線の自分にとって印象的だったニュースをまとめてみました。

・初乗車
はじめての新幹線は3歳のときの大阪から伊豆への家族旅行でした。親の話によると泣くほど喜んでいたそうです。（記憶なし・写真あり）

・関ヶ原の雪
関ヶ原付近は日本海側の気候なので冬は雪景色になることが多く別世界感があります。昔は積雪による遅延も多く、私も一度特急料金の払い戻しを受けたことがありました。

・浜松工場
子供が小学生のときにJR東海浜松工場の新幹線イベントに参加し、空飛ぶ新幹線を目撃しました。

・テレビ
「シンデレラ（クリスマス）エクスプレス」（1988～）や「そうだ京都行こう」（1993～）などの印象的なテレビCMが話題となり大きな広告効果があったらしいです。

・富士山
新幹線の車窓風景に富士山は欠かせません。東京を出発して三島駅を過ぎると右側（E席）に大きく現れます。最近の私のこだわりは左富士（ひだりふじ）です。
静岡駅を通過後、安倍川を渡ってからの30秒間のみ左側（Ａ席）から左後方に富士山を見ることができます。運良く見えたら幸運が訪れる「幸せの左富士」とも呼ばれていますので見たことがない方は試されてみてはいかがでしょうか。

　リニア中央新幹線の開業予定は最早で10年後なので、還暦は過ぎたものの東海道新幹線にはまだまだ頑張ってもらいたいと思います。これからもよろしくお願いします。