花粉症

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F.N

 春の訪れとともに、多くの人が悩まされる 花粉症。くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が続くと、日常生活にも大きな影響を与えます。私自身花粉症なので、この時期は毎日毎日携帯用ティッシュが手放せないです。

 日本では、スギ花粉が最大の原因であり、2月から4月にかけて飛散のピーク を迎えます。その後、ヒノキ花粉が4月から5月に飛散 し、夏にはイネ科の植物、秋にはブタクサなどの花粉が飛びます。そのため、年間を通して花粉症に悩む人も少なくありません。

 実は、昔の日本には今ほど花粉症の人はいませんでした。 花粉症の症状自体は昔からあった可能性がありますが、日本で本格的に「花粉症」という言葉が使われるようになったのは 1960年代以降 です。その後、1970年代から80年代にかけて花粉症の患者が急増し、1990年代には国民病 といわれるほど一般的になりました。

 花粉症の患者が急増した要因としていくつかあるようです。スギの植林、大気汚染の影響、食生活の変化などが挙げられます。どれも、時代が進むにつれて変化してきてますね。

 一年でも早く花粉症への特効薬が生まれることを心から願うばかりです。