ポジティブでいること

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大里

 先日娘と喧嘩しました。原因は些細なことです。些細なことがきっかけで度々喧嘩はするのですが、私も娘もイライラしていると話がこじれてしまいます。しばらく口をきかない間にいつも思うのは、自分はすぐにカッとなって口うるさくなってしまってだめだなとか、自分は昔から成長してないなとか、どうして大きな心で受け止めてあげられないのだろうとか、とにかく自分を責めてとことん反省します。

 大石会計はみんな前向きに頑張る人ばかりです。そんな仲間に囲まれているといい刺激をたくさんもらえます。一昔前までは自分がネガティブ思考でクヨクヨしてしまう傾向にあると思っていましたが、今では誰よりポジティブ思考であると自信を持っています。きっと周囲で実際に何があっても前を向くことを示してくれる上司や仲間の影響が大きいです。

 それでも、子どもとぶつかったり、仕事で失敗し注意を受けてしまったりすると当然深く落ち込みます。とことん自分を責めます。以前ならこう考えてしまう自分はネガティブなのだと決めつけていました。

 何か落ち込むことがあったとき、とことん悩み、自分を責めてしまうことは悪いことではありません。ごく自然なことです。大事なのはそのあと。とことん落ち込んだあとにその経験を、感じた反省を自分の中でこれからどう生かすことができるかが大切なことです。今のこの辛さを乗り越えたら成長できると信じ、失敗をしっかり受け止め、同じ過ちをしないためにはどうしたらよいかを考えるという次のステップへと自分を進めていく。それがポジティブでいることだと思っています。

 娘と喧嘩したあとは、お互いに言いたいことを言いたいだけ言い、しばらくするとすぐにいつも通りに戻っています。お互い引きずらないところがいいところです。

 私はとことん反省する中で、普段子どもがどう感じていたかを知れたことに気付きます。自分がそんな子どもの考えを知ろうともしなかったことに気付きます。落ち着いたら子どもの気持ちに寄り添って伝えてみよう。きっとこれからも親子間の衝突は避けられないだろうけれど、子どもが自分の気持ちをしっかり受け止めてくれると感じられる、そんな大人になれるように一歩一歩進んでいこうと思います。

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