佐々木
東京経済ONLINEの記事で、松下幸之助さんの側近 江口克彦さんの記事が載っていました。
タイトルは、人間的成長を図るには大いに転職するべきだというもので、会社駅舎論を述べていました。
会社駅舎論とは次のような考え方です。1つの駅でその仕事をほぼマスターし、もうこれ以上自分を高めるものはない、人間的成長をはかるものはないということなら、電車に乗って次の駅に行き、その駅舎で働いたほうがいい。
そこでも「これでよし」と思ったならば、また電車に乗って、自分の希望する駅に行けばいい。あるいは、最初の駅に戻りたいと思ったならば戻ればいいではないか、というものです。
実際、江口さんは、PHP研究所の社長時代に、退職届を持ってきた社員を、いかに優秀であろうと引き留めたことはないそうです。
私も転職回数が多いのですが、その理由は将来開業した時に全ての業務を自分でできないといけないので、そのスキルを学ぶ機会がない職場より、転職して開業に必要なスキルを学べる事務所へ転職したほうが将来開業した時のリターンが多いと考えたからです。
まさに私の考え方と同じことを述べていたので、記事にさせていただきました。