大野
世の中には、自分の意見をはっきりと周囲に発信できる人とそうでない人がいます。その違いは何でしょうか。私は、自分の意見に自信を持っているかそうでないかだと思います。これまでの実績や経験から物事を客観的に捉え、確立した自分の意見を持ち、それを周囲に発信できる人はとても尊敬できます。
一方で、自分の意見は間違っていないという感覚だけでそれを周囲に発信してしまう人は、少々危険な気がします。おそらく衝突を生むでしょう。例えば、上司が部下に厳しく指導・注意をする場合、そこには相手を思いやる気持ちが必要です。部下に成長してもらいたい、会社を良くするためにはそれを直してもらわないといけないという気持ちです。
ところで、大石会計のクレドにはこんな部分があります。それは「伝わったことがすべて」です。これは、こちらは間違ったことをしていないけれど、相手に悪く伝わってしまったらそれは仕方ないという意味では決してなく、何事においても伝え方が大切ということだと思います。
私はこれまで、思っていても意見を発信してきませんでした。やはりそれでは私の存在意義はありません。周囲への良い影響力があるからこそ、存在意義があるのではと思います。私ももう入社3年目になり、周囲に自分の意見をしっかり発信していかなければなりません。