武居
仕事をしていると、様々な問題が起こります。大きな問題もありますし、細かな問題(でも悩みにつながること)もあります。自分の悩みではなく、人の悩みに触れることもあると思います。
問題は色々ありますが、そんな時『どんな問題でも、考えてみるといつも役立つと感じる”いい問い”があるよ。』と友人に教えてもらったことを思い出します。
それは、『”この問題は、自分のどんな考え方のために起きたのだろう”と考えてみる』ことです。たとえ全力で誰かを責めたくなるような問題でも、どこかで自分も関わっていてその問題が生まれていることが多いのだと、友人は教えてくれました。
「この問題は、自分のどんな考え方のために起きたのだろう」
こう考えると、どこかで「人や自分を傷つけようとする考え」があったり、「面倒で避けてしまったこと」「サボってしまったこと」があったりするものです。(友人曰く、この2つはとても多いそうです。確かに自分も…。)
繰り返し同じような問題が自分の周りで起こっている場合、『”あなたの周り”で、手を変え品を変え、関わる人を変えて”繰り返し起こる”ことは、それが他人のせいで起こっていることのように見えても、自分の考え方のために起こっていることが多いのだよ。』と話す友人が、とても印象的でした。
誰かや何かのせいにするのは簡単ですし、とても楽です。全て自分で背負い込んで悲劇のヒロインになるのも同じくらい簡単なことです。でも私は問題にぶつかったときに、この問いを自分自身へ投げかけながら、進んでいこうと思います。