高橋
世界の齋藤さんを知っていますか。その方は個人発明家で、世界的企業のアップルと特許侵害裁判で争い、数億円もの賠償金を勝ち取ったのです。
そんな戦いの裏側をまとめた本が日本経済新聞社から出版されました。特許に関わる説明のところは少し難解ですが、アイデアが閃く齋藤さんの生い立ちや特許を売込む苦労体験なども知ることができて、改めて凄い方だと思いました。
興味深く思ったところは、発明脳がある人間はあらゆる集団の中に同じ割合で存在するということです。どんなに高学歴な集団でも、いわゆる普通の高校生の集団でも、同じだそうです。
齋藤さんから、本を出版された新井先生の思いは日本から第2、第3の齋藤さんが出て来ることを期待して執筆されたと聞きました。
齋藤さんは今研究中の発明について、とても楽しそうに語ってくれます。その特許技術が製品化されたら、全く別次元のエンターテイメントが生まれるそうです。今からとっても楽しみです。