小町
今年の経営フォーラム第一部で講演をされたほめ達の西村先生が、「ありがとうの反対の言葉は、あたりまえ」と仰っていました。とてもシンプルなことでしたが、私はかなりの衝撃を受けました。
西村先生の話を聞きながら、私は職場でのシチュエーションを思い描いていました。「ありがとう」の反対は上司からの注意や、お客様からのお叱り等、もっと重たいものをイメージしていました。「あたりまえ」であることに悪いイメージがなかったのです。
仕事なのだからこれくらい出来てあたりまえ…自分の根底にあるそういった傲慢な考えがあると気付かされました。私個人の考えとしては、お客様からお金を頂いてるのだから、ちゃんとした仕事をするべきという考えです。
ただ、私が仕事に向き合えていられるのも、目標を共有できる同僚、私を受け入れてくださるお客さま、一緒にふざけてくれる友人、見守ってくれる家族が居るからです。
私はどれだけありがとうを伝えたでしょうか。いまの環境は決してあたりまえのものではありません。なんだか、しみじみとありがたいと感じることが増えました。