大和久
2020年の夏は特別な夏となりそうです。
緊急事態宣言が解除され収束に向かうかと思われましたが、ここへきてまた新型コロナウィルスの感染が再拡大してきており、再び緊急事態宣言が発令されてしまうぐらいの危機的状況とも思えます。
ただニュースから流れる情報は、感染者の数で危機感を煽っているだけのような気もします。もちろん一人一人の感染予防は細心の注意を払わなければならないことは言うまでもありませんが。
また本来であればちょうど今頃、東京オリンピックが開催されていたはずなのに、今となっては想像することすら難しくなってきております。
経済を回さなければいけない、一方で感染も食い止めなければいけないという難しい局面ではありますが、国・地方自治体は共に連携してこの難局を乗り越えられるよう最善の策を更に講じていただきたいと思います。
私も社会保険労務士として、雇用の維持を図ることを目的とした助成金、雇用調整助成金の申請等を通して、微力ながら社会貢献できたらと思っております。そこで感じることは、今回の新型コロナウィルスの影響による雇用調整助成金の申請件数は、前回のリーマンショック時とは比にならないくらいとなっており、改めて緊急事態であると認識させられます。
当たり前のことがこんなにも大切であると思うと同時に、当たり前でないことがこんなにも不憫に感じるとは・・・
それでも、ただ現実を受け入れて前へ進まないといけないので、こういうときこそ皆で協力して、助け合いの精神で乗り越えなければと思っています。
2020年 特別な夏。
何年か経ったときに、教訓としてこんな年もあったねと振り返ることができるよう、自分自身も心して行動していきたいと思います。