小作
日本国内では、現在も低金利が長期化していることに伴い、外貨建ての金融商品が活用されるようになっています。国内で取り扱われている外貨建て金融商品には、外貨預金、外国債券、外国株式と投資信託、外貨建て個人年金、ETF等があります。
今はネットバンク(SBI証券等)で誰でも簡単に外国で資産形成ができる時代となってきています。
世界で出回っている通貨の割合は、ドル5割、ユーロ2割、円1割となっている状況下で円のみで資産形成していくことは今後安全でしょうか。
資産形成の基本は、長期積立てで分散投資することと言われております。現在の日本では、少子高齢化と人口減少が進んでおり、GDPの低い成長率が続くことが予想されています。
分散投資を考える場合、海外の高い成長率が見込まれ金利も高めな金融商品を投資対象に含めることは合理的な選択であると思います。
投資の神様と言われたウォーレン・バフェットの遺言書の内容は、「俺の残した金融財産の内9割をS&P500で運用し、1割は国債を買いなさい」という話が有名です。
外貨建てで運用する発想が全くない人でも今後は外貨建ての商品を検討するのも良いと思います。