コロナ禍に思うこと

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大和久

 コロナ禍となって1年以上が経過し、東京は現在、緊急事態宣言が発出されています。今回の実施期間は、令和3年3月7日までとなっており、このままの状況であれば緊急事態宣言が解除される方向へと進むのではないかと思われます。今度こそは完全に収束へと向かい、みんなが望んでいる当たり前の普通の生活へ戻ることができるよう切に願っております。

 この1年を振り返りますと、最初の頃は初めての経験ということもあり戸惑いの連続で、この先どうなるのかと不安でいっぱいだったように記憶しています。昨年のことではありますが、何か随分前のことのように感じています。

 ただ、時が経過するにつれ、不安という感情も慣れてきてしまい、気のゆるみへと気持ちや意識も変化していき、危機感や緊張感が薄れていってしまったように思います。

 まもなく緊急事態宣言が解除されるであろう今この時にこそ、よりいっそう一人一人の行動が大事になってくるのではないでしょうか。その行動次第では、再び感染者数が拡大し、また緊急事態宣言発出ということになりかねないので…。

 責任ある行動、相手を思いやる行動がますます必要になるのではないかと感じております。

 大好きな高校野球・甲子園やプロ野球などのイベント、また今年は延期となったオリンピック、パラリンピックもあります。無事開催されることを祈りつつ、一歩一歩着実に歩を進め、笑顔が戻る1年にするためにも今一度自分自身の行動を見直したいと思います。

 今年はもう一つ、東日本大震災から10年となる節目の年でもあります。

 先日も福島・宮城を中心に大きな地震がありましたが、決して忘れることがないよう、心にとどめておかなければいけないと思います。

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