佐々木
3月11日で、東日本大震災から10年が経ちました。ここ数日テレビで震災関連のニュースや番組を目にしない日はありませんでしたが、テレビで惨状の映像が流れる際、タイトルのような注意を促すテロップが表示されるようになりました。放送倫理・番組向上機構(BPO)が、震災報道ストレスへの注意喚起をテレビ局に対して要望したことを受けての措置のようです。
震災発生から10年の節目に改めて思うのは、いくら時間が経っても癒えない痛みや悲しみがあるということです。彼の日に全てを失った方が何人も居られます。
私は、毎年3月11日午後2時46分が巡るたび、震災が発生した日時のその瞬間に意識を傾けるようにしています。確定申告という一番の繁忙期で忙殺されていることもありますが、それでも忘れないことが最大の敬意だと思っています。
サザンオールスターズの大ヒット曲で「TUNAMI」という歌があります。震災後の一時期テレビ・ラジオ等による放送が自粛されていましたが、今では逆に震災被害を風化させないためのシンボルの曲になるのでは、との声もあるようです。
曲自体は、思い出はいつの日も雨~♪とか切ない失恋歌ですが、止まない雨はありません。希望はすぐそこにあるのかもしれません。