秋吉
元旦からダイエットを始めました。今日現在(3/16)で7.5kg減りましたので今のところ順調にいっています。
ここ数年、少なくとも5年以上毎年ダイエットを宣言しては失敗してきました。妻と服を買いに行くと「年相応の良いものを買ってください」と勧められますが、「すぐにサイズが大きくなるから控えめにしよう」と断り続けてきました。
昨年あたりに同じセリフを言うと「また始まった、やせるサギ」と詐欺師呼ばわりされる始末です。しかし今年は一味違います。鉄の意思で予定を上回るペースで体重が減っています。そして道半ばではありますが既に学びもあります。
まずは身長も大きくない私にとって7.5kgと言いますとかなりの変化なのですが、職場の人から驚くほど「やせたね」という言葉を掛けられません。どちらかと言うと褒められて成長するタイプなのに、このままではこの後のモチベーションに影響しかねないと心配になります。
しかしよく考えれば、声を掛けられないのにはそれ相応の理由があるはずです。きっと①「普段から声を掛けづらい雰囲気を出している」②「そもそも気が付かれていない。自意識過剰」といったところでしょうか。
いずれにせよ、普段の態度がこういう時に現れるわけですから自業自得です。ですからこんなことぐらいで挫けてはいけません。自分を省みる良い機会とし目標を目指して更に絞っていきたいと思います。
【人知らずして慍(うら)みず、亦(また)君子ならずや】
論語を勉強してきた甲斐がありました。
更に「習慣の影響」の大きさについても学びがあります。ダイエットを始めた最初の1ヶ月と今とでは、今の方がより節制をしていて食事も質素にしていますが、明らかに最初の1ヶ月の方が苦痛度は高かったのです。
3ヶ月目に入り、間食、食べ過ぎの食生活から規則正しい食生活への変化に、ようやく頭も心も慣れてきたことが大きいのでしょう。逆に言うと最初の1ヶ月、最初の苦しささえ乗り越えてしまえば、あとは良い習慣や勢いで目標に進んでいくことができるということを意味しているのです。
これはダイエットに限った話ではなく、それが長い目標であっても最初から最後までずっと大変なわけではなく、上手くスイッチを入れて最初の1ヶ月、最初の数ヶ月を乗り越え良い習慣さえ身に付けてしまえばその後は勢いが背中を押してくれて、より目標に近づくことができるのだと思います。
と偉そうなことを書いてしまいましたが、まだたったの2ヶ月半で目標に辿りついたわけではありません。体重を適正にして健康な状態をキープできるように、しばらくこの生活を続けていこうと思います。