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「生産性」を広辞苑で調べると、「生産過程に投入された一定の労働力その他の生産要素が生産物の産出に貢献する程度」とのこと。
「生産過程に投入された一定の労働力その他の生産要素」は人件費や経費であり、「生産物の産出」は、売上ということになります。
生産性向上ということは、生産物(売上)を上げるか、生産要素(人件費や経費)を下げるかになってきます。
サービス業を例にとってみると、生産物(売上)を上げるには、顧客満足度を上げることに尽きると思っています。お客様に喜んで頂けるようなサービスを心がけていかなければなりません。
自社の強みを分析し、そこに繋げていく取り組みをしていきます。お客様だけが喜んで、自社が泣くようなサービスは過剰サービスと言い、一度下がった生産性は、取り戻すことは難しいです。
次に、生産要素(人件費や経費)を下げるには、「業務の効率化」です。ただ単に給与や賞与を下げたり、人を減らしたりなどは一番やってはいけないことです。
業務の効率化は、「既存業務の見直し」「個人レベルの引き上げ」「システムの導入」です。
「既存業務の見直し」は、業務全体の流れを把握し、業務区分を細分化します。各業務で、どの仕事に時間がかかっているか等の課題を明らかにし、解決を図っていかなければなりません。
全工程を一人任せにしてしまうと効率化には程遠いと言えます。せっかく業務を細分化したのですから、適材適所の人員配置が有効策です。
「個人レベルの引き上げ」には、自己啓発や教育です。教育はしていかなければなりませんが、教わる本人も勉強が必要です。
「今日覚えたことは、明日できるようになる!」でも構いません。パソコンスキルを向上させ、エクセルなどのツールを用いて機能を使いこなし自動化していくことも有効です。
「システムの導入」は、設備の導入もそうですが、それ以外にも業務フローでのホウレンソウやスケジューリングなど、お金をかけないでできることも多々あります。
まずはエクセルで管理をはじめ、軌道に乗ったら設備投資でも良いと思います。最初に設備ありきでやり始めたものの、今では稼働していないということが多々あります。
誰が、何のために、何を管理したいか?そして成果は何なのか?が重要となってきます。
大石会計グループには、経理代行事業・社会保険労務士事業・行政書士事業・WEB制作事業が組織化されており、また、司法書士や弁護士とも提携しており、まさに経営のデパートと言えます。
その便利さが顧客満足度の向上に繋がっています。私は中小企業が専門職に投資できない事情を踏まえ、適材適所のサポートに努めています。
こういったご相談があれば喜んで訪問させていただきます!!