松島
今年も残すところ1か月を切りました。12月は街中がクリスマスのイルミネーションで輝いていて、クリスマスプレゼントや料理の準備をしたりと、ワクワク、ソワソワする季節ですね。
楽しみも多い12月ですが、その一方で仕事に追われる毎日でもあります。年内に終わらせたい仕事に追われ、気付けば心にゆとりがなくなり、引きつった顔をして過ごしているような気がします。
年末の忙しさと思うように事が運ばないストレスで苛立ちを感じていた中、先日我が家の中学1年生の息子が、小学校の体育の授業で使用していたスウェットを着て、リビングでくつろぐ家族の前に現れました。
ここ1年間で身長が10センチほど伸びた息子の体形と洋服のサイズが全く合っておらず、つんつるてんの洋服を着ている姿に大笑いしてしまいました。その姿も面白かったのですが、そのおかしな服装に全く気付いていない息子の純粋さもかわいく、笑いが止まりませんでした。その日は家族みんなで息子のファッションセンスについて話が盛り上がり、1日中笑って過ごしましたが、久しぶりにお腹の底から笑った気がします。
毎日、色々なことで悩み、立ち止まり、ストレスを感じていましたが、大笑いしたことで気持ちがスッキリし、なんだか悩みが晴れていく気がしました。
新型コロナウイルスの影響で、人前で大声で笑ったりする機会が減っているかもしれませんが、自分の感情を抑えて生活することは、ストレスが溜まる一方です。こんな時だからこそ、自分の気持ちに正直になり、楽しい時、嬉しい時には大きな声を出して心の底から笑うことも必要ですよね。(ただ、周りに人がいる時はエチケットにお気をつけて…)
楽しい気持ち、嬉しい気持ちは周りに伝播します。忙しい時、心に余裕がない時こそ、小さなことにでも喜びを感じ、そしてみんなで共有し、笑い合える環境を作っていきたいですね。眉間にしわを寄せるのではなく、笑顔でいられるよう心がけていきます。