鈴木
予祝とは、目標や夢が実現したことを思い前祝を行うと、その通りの結果が得られる、というものです。
日本では、古来から「予祝」を行い、秋の豊作を祈っていたそうです。
私は数年前、資格取得予備校の税理士講座でお世話になっていた先生から教えていただき、この「予祝」を知りました。スピリチュアル的なことへの関心は薄いのですが、尊敬する先生が授業の中で勧めて下さったので、実践してみました。
私が試みた予祝は、その年の12月に税理士試験の合格の通知が届き、応援し支えてくれた家族と泣きながら喜ぶ様子を想像する、というものでした。思い返すと実現した時と同じように感謝の気持ちが込み上げ、本当に感極まり号泣してしまいました。
出来うる最善を尽くしても緊張や不安はつきものですが、背中を押してくれる「予祝」は明るく前向きな気持ちに変換してくれました。
この「予祝」を体験したことにより色々なヒントを貰いました。
日頃、経営者の方と事業計画を練り補助金申請をしておりますが、その時もビジネスが成功していることを想像しながらお話しをしています。
そうしますと、とても明るく楽しい気持ちになると共にアイデアも湧きコロナで落ち込んでいた心が励まされ前向きになれます。その後、無事に採択され皆さんは補助金を活用し事業を展開されています。
コロナで先の見通しが立たず不安を覚える今こそ、方向性を定め自信を持って前進することが支えになります。
私も年始に5か年計画を立てました。達成をするためには、今までの何十倍もの努力が必要です。しかし、その過程で得られるものはきっと財産になります。家族や友人やまわりの方達のお陰で今があることに感謝をし、目標達成に向け精一杯励む所存です。
2022年も顧問先様、皆さまにとって素敵な一年になりますように!