皆瀬
ゴールデンウィークに久しぶりに会った祖母が、99歳になったことを知りました。白寿のお祝いとは言いますが、嬉しいとはちょっと違う、とにかくこの先も元気で長生きしてほしい気持ちと、これまでありがとうという感謝の気持ちになりました。
たくさんの孫やひ孫に囲まれて、心配もかけることも多いのですが、温かく見守ってくれています。
祖母は年の割には体も心も元気すぎるがあまり、親族からは冗談で妖怪扱いされています。コロナ前はお友達と頻繁に旅行に出かけ、書道教室に通ったりもしていました。いつも髪を整え、お化粧もして、お酒も飲み、よく話をします。顔が広く、アクティブです。
数年前のある日、初めてネイルサロンに行ったと嬉しそうに、キレイなピンクの爪をした手を見せてくれたことがありました。これは私にとってかなり衝撃的で、我が祖母ながらすごい人だと思ったのを覚えています。
祖母がこれまでどんな人生を歩んできたか、私が知っているのはおそらくほんの一部で、たくさんの苦労もしてきたのだと思います。しかし私も祖母のように人一倍人生を謳歌したい、新しいことにチャレンジし続けていこうと改めて思いました。