先、私の新刊「中小企業を長く続ける社長の指南書」(現代書林)が発売になりました。 2008年に出版した「経営以前の社長の教科書」に続く第2弾です。内容は、3部構成になっています。
将来に向けて夢のあるビジョンを描けない社長に……どうあるべきか
危機感のない社員を抱え……どう指導すべきか
そもそも経営の基本がよく分らない社長に……どう経営すべきか
企業経営者や管理者は儲けることは結構ですが、なりふり構わない収益の追求ではなく、社員にとっていい会社、あり方としていい会社も目指してもらいたいという思いを込めて書きました。
このコラムで過去10年間に書いてきたものに加筆修正したものですが、ライターをいれない作業だったので、途中筆が進まずに予定より半年遅れの出版となりました。
長い間書き続けるのは時に大変な作業でしたが、続けることが私を成長させてくれたと実感しています。継続は力なりですね。
私はコラムを書くに当たって心がけていることがあります。それは単なる情報や知識の発信ではなく、私自身の価値観を表明することです。
匿名で書き込むTwitterと違って、名前と顔をさらして自分の価値観を表明するには覚悟が要ります。はじめの頃は身近な人から「なに様だ」とお叱りもいただいたこともあります。私の至らなさからです。
コンサルではなく経営者であり実務家である私は、自分たちが実践していることを中心に伝えるしかありません。やってもいない、出来もしないことを書いたのでは反則というものです。
タイトルは「社長の・・・」となっていますが、経営者だけでなく、組織に属する多くのビジネスマンのお役に立てる内容になっています。なっている筈です。
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