タバコ 20140714

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「自分の健康ばかり気にしやがって」……健康のためとタール1mgの軽いタバコを吸っている人を揶揄して、私が時々言うセリフです。

 今はもう昔、愛煙家にとっては住みにくい世の中になりましたね。タバコ税をどんなに払っても誰からも褒められることはありません。

 私が18歳で東京に出てきたころは、駅のホームはもちろん、高速バスや飛行機でも普通にタバコは吸えた時代でした。喫煙者が不自由する場面はほとんどありませんでした。

 私は10年以上前に禁煙をしましたが、タバコを吸っている人が近くにいても案外気になりません。先ほどの冗談はともかく、よほどマナーが悪くない限り他人のタバコに物申すことはありません。

 しかし、それまで散々吸って他人様に迷惑かけてきた人が、禁煙した途端に他人の煙に文句を言う姿を見ると、それには勝手なものだなと思ってしまいます。

 それにしても、このごろ大きな病気にかかる経営者を見ていると、もっと自分の健康に気を使って欲しいと思ってしまいます。

 タバコは吸わない、お酒は控え目、外食は少な目、ベジタリアン、有酸素運動をしている、太っていない、睡眠は十分、陽気な性格、プラスの言葉が多い……こんな習慣のある人には健康のイメージがあります。

 病気の原因は様々なので、実際にはどうしたって病気に罹るときには罹ってしまうのかもしれませんが、社会的影響力が強い人ほどいい習慣を身につけて欲しいものです。

 どんなにビジネスが上手くいっても、健康を害してしまったのでは意味がありません。