不景気の時には、みんなで業績の悪さを正当化してしまいがちです。景気が良ければ利益が出て、悪ければ赤字になるというのではあなたが経営する意味がありません。
東京都内では地価が上昇し景気指標もよくなり、一部ではミニバブル的になっているとも聞きます。そうなると悪い業績の言い訳は出来なくなります。
経営者に限らず、上手くいっていない人に共通していることは、出来ない理由や駄目だった理由を平気で口にすることです。反省が足りないのではないでしょうか。悪いのは自分自身なのですから。
採用面接の場でもマイナスの言葉ばかりを並べる方がいます。どんなに人材不足でもそんな人は採用する気になりません。一緒にいるだけで貧乏神が伝染してしまいそうです。
たとえマイナス思考だったとしても、それをそのまま口にするのではなく、言葉だけでもプラスの言葉を発して欲しいものです。
「君、プラス思考にならなきゃ、プラス思考に」なんて上司に言われてプラス思考になった人をこれまで見たことも聞いたこともありません。
よほどの強いショックか長い時間をかけなければ潜在意識など変えられません。思いを変えることは大切ですが、そこが一番難しいところです。
ならば無理して思いを変えようとしないで、行動だけでも変えてみてはいかがですか。思いを変えれば行動も変わるのですが、言動を変えることで思いも変わるものです。プラスの言葉や行動を続けていきたいものですね。
思いが変われば、態度が変わる。 態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。 習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。 運命が変われば、人生が変わる。