先日、東京都知事候補の田母神俊雄さんの演説を聞く機会がありました。たまたま通りかかった駅で聞くことが出来たのですが、経営者としてとても勉強になる話が満載でした。
特に印象に残っているのは、部下のモチベーションについて語ったところです。
いま、どこに行っても公務員叩きの風潮があります。公務員に意欲を持って仕事をしてもらうためにはただ厳しく叩くだけではなく、どうやったら職員がやる気を持って職務を遂行できるのかが大切だ。人間には必ず『美しい心』と『美しくない心』とが同居しており、リーダーに求められるのは、部下の美しい心を刺激することだ……なるほど、そのまま企業経営に通ずると感じました。
『美しい心』と『美しくない心』のどちらが前面に出てくるかは上司次第。上司がどう発言し、どう行動するかによって部下の心の状態が決まるのだ、と言うのです。私も社員が「よし、やるぞ!」と、思えるような言動を日ごろからできているのか反省してしまいます。
田母神さんが語る、『日本人としてのあるべき姿』論にはとても納得がいきます。自信と誇りを持った日本(東京)になるためにも、田母神さんがリーダーになるのが面白いなと思ってしまいます。
弱い相手は徹底的に攻め、長いものに巻かれる似非福祉論者の舛添要一さん、ドクター中松さんより目力がない細川護煕さん、共産の支持を受ける宇都宮健児さん、失礼ながらどなたにもワクワクしません。
少なくとも、田母神さんからは日本人としての誇りを感じます。政策も大切ですが帝都・東京の首長には日本人として魅力あるリーダーを願いたいものです。
昔からビジネスの場でのタブーのテーマとして「政治」「宗教」「野球」と言われます。こんなコラムを書くときっと批判されるのでしょうね。