プラスの言葉

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 世間的には、ものごとを批判的に論評する人ほど優れ者に見られる傾向があります。ところが、批判ばかりしている人のやっていることは案外大したことはないものです。

 人様のためになっている人が批判するならまだ分かりますが、批判的な人ほど口先だけで、あまり人の役に立っていないものです。

 とにかく批判ばかりする人の話は聞いていて楽しくありません。特に自分の会社を悪く言う人、母国を悪く言う人、故郷を悪く言う人、親を悪く言う人……こんな人を私は尊敬することができません。

 批判的ではないにしろ、マイナスの言葉が多い人もいます。なんでも環境や隣人のせいにしてしまい、不平や不満ばかりで反省も感謝も足りない人です。]

 自立できずにぶら下がっている人ほど不平不満を口にしがちです。ものごとは、出来るだけプラスの言葉で伝えるのがいいのです。無いことを妬んだり恨んだりするのではなく、有ることに感謝できたらいいですね。

 楽しくないからマイナスの言葉を発するのではなく、マイナスの言葉を発するから楽しくなくなるのです。成功した人が幸せになるのではなく、幸せな人が成功するのです。

 言葉を意識することは大切です。今日から隣の人の言葉がプラスかマイナスか観察してみてください。マイナス言葉を指摘する必要もありませんが、出来たらプラスの言葉で返してやるといいでしょう。

 多くの社長にお会いして感じることは、上手くいっている社長はどなたも魅力的だということです。発している言葉が素敵です。基本的な考え方、生き方に魅了されます。出来ることならそうありたいものです。