昨日は、今回で7年連続出場となった富士山マラソン(前身は河口湖マラソン)でした。大石会計事務所では自主参加行事にもかかわらず14人がフルマラソンにエントリーしました。
3週間前に開催された湘南国際マラソンにも参加し、続いて富士山マラソンに参加した社員も数人いるのですから、つくづく変わっている会計事務所だと思います。
時々、どうして走るのかと聞かれることがあります。合理的な理由は思いつきません。むしろ苦しくなる30㎞過ぎには、どんな合理的な理由をつけたら走ることを止められるだろうかと考えてしまうくらいです。
あえて言うなら、苦しみながら真剣に42㎞を走るマラソンは人生に通ずるところがあるとは思います。真剣にマラソンを走った経験のある人には分かってもらえるのではないでしょうか。
たいした練習もせず、当日だけ頑張ればいいと、義務感で参加した人にも、完走の達成感はあったかもしれませんが、努力した人の達成感とは絶対に違います。それは仕事にも通じるところです。
事務所におけるマラソンは自主活動ですから、日ごろはチームで練習することはめったにありません。一人ひとりが誰も見ていないところで勝手に練習をしています。
練習量には個人差がありますが、その量が成果としてそのまま出るのがマラソンです。やった分だけ結果に表れるのですが、それを実感できない程度の練習で終わったら、ただ苦しいだけの戦いで終わってしまいます。
もっとも、若い人は仕事も覚えなくてはなりませんから、マラソンの練習になど多くの時間をかけられない人もいます。ならば、マラソンは走らなくても誰もが認めるくらいの仕事の実力の向上があれば、なお結構なことです。マラソンもやらない、仕事の情熱も人並み以下では、その将来性は???です。
いろんな事情があって走れない人もいますが、たとえ走らなくても社内でのマラソンに対する興味の度合いと、仕事への情熱とは案外比例しているように思うのですが。