論語教室

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学びて時に之を習う亦説ばしからずや
故きを温ねて新しきを知る
和をもって貴しと為す
四十にして惑わず
巧言令色鮮なし仁
過ぎたるはなお及ばざるがごとし
後生畏るべし
切磋琢磨

 これらはすべて「論語」の中の有名な一節で、いまではすっかり日本語として定着しているものばかりです。孔子の弟子たちにより2,500年前に編纂されたのが論語で、人として守るべきことやあるべき姿が簡潔に記されたものです。日本人の美徳や倫理観にも大きな影響を与えた書物です。

 こんな時代だからこそ論語を学ぶことに意義を感じてしまいます。迷い悩み、時には希望を失いかけていても、光明を見せてくれるのが論語です。いい言葉に触れると、自分だけでなく周囲の人にもその波動が伝わります。

 今月から大石会計事務所において、待ちに待った論語教室が開講されます。講師を務めてくださるのは安岡定子先生です。論語というとなんだか堅苦しく道徳を説く説教のように思う人もいるかもしれませんが、あにはからんや安岡定子先生の教室は、老若男女どなたも結構楽しく学べるのが特徴です。 

 安岡定子先生のお爺様は、戦後昭和歴代首相の指南役で東洋先哲の重鎮と言われた故安岡正篤先生です。安岡正篤先生は終戦の日の昭和天皇による玉音放送の草案者であり、元号「平成」の名付け親としても有名な方です。

 論語に興味を持って読まれた人にはわかると思うのですが、一人で500章句を読み通すことはなかなか困難なことです。はじめはどなたかに解説してもらいながら読むのがいいでしょう。論語は物語でもなければ続きものでもありません。各章が独立していますので、仕事や家事の合間に単発で受講できるのもいいところです。

 毎月第一、第三月曜日の18時30分〜20時00分に当社セミナールームで開催しておりますので、ご都合のつく時だけでもご参加ください。