「代表、貧乏ゆすりが凄いですよ」・・・・・・社員に言われてびっくり。これが癖というものですね。
他人の貧乏ゆすりを格好悪いと見ていましたから、まさか自分がやっているとは夢にも思いませんでした。
「代表、そんなに険しい顔をしていたら社員は話し辛いですよ」と指摘されたこともあります。
その時は険しい顔をしたくなる心境だったのでしょうが、言われてハッとするほどの無自覚さでした。子供ではないのですから、心持ちをいちいち顔に出していたら呆れられてしまいますね。
なくて七癖と言います。みなさまはどんな癖をお持ちでしょうか。そう聞かれて思いつく癖でしたらまだいいのですが、怖いのは自分で気付いていない無自覚の癖です。
弊社の例ではありませんが、指の上でペンをクルクル回して、「目障りだ」と得意先様から怒鳴られたケースや、打ち合わせ中にテーブルに両肘をついて商談をぶち壊したケースは実際に目にしました。
そんな大きなショックがあると一瞬にしてその癖は直ってしまうかもしれませんが、普通はなかなか直らないから癖なのです。
すべての癖が悪いのではありませんが、ビジネスシーンによっては致命傷を負うこともあります。
私の無自覚な貧乏ゆすりで、居合わせた相手は気分を害するかもしれません。しかし気分を害した相手を見ても、無自覚な私には理由が分らないと思います。指摘してくれた社員には感謝です。