みなさまの会社では、不機嫌そうに出社してくる社員はいませんか。出来るなら、職場の朝は明るく元気にスタートしたいものですね。
先週、TBS朝の情報番組ビビットで大石会計の朝礼を取り上げていただきました。どこから聞きつけて来てくれたか分りませんが、ありがたく光栄なことです。
この日のビビットは「ホメて育てる」がテーマで、弊社朝礼メニューの「ほめほめタイム」に着目してくれたようです。
朝礼が説教から始まる会社は少なくありません。そんな会社の経営者や幹部社員にはホメる習慣がないのかもしれません。今の地位は、厳しく育てられた結果なのだという成功体験がそうさせるのでしょう。
時代が違うのですよね。親が育った時代、自分が育った時代、わが子が育った時代、それぞれ育てられ方が違っていたはずです。
社員にとっていい会社を創る、褒めて育てると言うと、社員が頭に乗るのではないかと考える人がいます。
もちろん、社員をただホメればいいのではなく、厳しく激しく育てなくてはならない場面はあります。いいえ、むしろ仕事ですから厳しいのは当然です。そこに慈しみや思いやりさえあったら、いくら厳しくてもいいと思います。親子の関係と同じです。
たしかにホメるところが少ない社員もいます。それでもいいところを見つけてホメるのがいいのです。
ダメなところだけ指摘していたのでは、自分が理解されないと殻にこもり、ますます自己を正当化する人も出てきます。
本人が自分自身のダメさ加減を自覚しながらも、みんなから褒められたら「いやいや自分はそこまでいい人ではない」「まだまだ出来ていないのに」と反省するものです。みんなのために頑張ろうと思うものです。
苦手にしている人や、マイナスイメージがある人に対しての、他人のホメ言葉を聞いて、その人に対する見方もバッドグラスからグッドグラスに代わることもあります。
社員にとっていい会社は、経営者にとってもいい会社なのです。同じ船に乗って同じ港を目指す両者の目的も利害も共通なのです。人材で悩んだ方、弊社の朝礼に参加しませんか。